WTTチャンピオンズ横浜の準決勝。松島輝空との壮絶な戦いを制して、2連覇を達成した張本智和。
その裏には、自らを見つめ直し、新たなテーマで練習に取り組んだ決意と覚悟があった。<2026年9月>
はりもと・ともかず
2003年6月27日生まれ、宮城県出身。元中国ナショナルチームの両親の影響で2歳から卓球を始め、全日本選手権のU12で6連覇を達成。13歳で世界選手権シングルスでベスト8入りし、14歳で史上最年少の全日本チャンピオンになるなど、国内外で数々の最年少記録を更新。東京五輪の男子団体で銅メダルを獲得。WTTチャンピオンズ横浜で2連覇を達成。世界ランキング4位(2026年9月7日現在)
USスマッシュの負けから課題を見つけて、練習の仕方などをいろいろ見直した
積み重ねてきた努力で培った「感覚的なプレー」を見直し、「再現性のある武器」を手に入れるため、思考と練習の質を見直したと語る張本智和。
横浜での連覇を達成し、妹・美和との同時優勝という歓喜の余韻も冷めやらぬまま、ヨーロッパスマッシュでも準優勝と結果を残した。ライバルの台頭さえも糧に変え、さらなる高みへと歩みを進める日本のエースが、確固たる自信と進化の真相を語る。
●ーWTTチャンピオンズ横浜での2連覇について、改めて振り返っていただけますか。
張本智和(HT) 2連覇ということでプレッシャーもありましたし、もちろん優勝を狙いながらも、達成した時はちょっと信じられない気持ちのほうが強かったですね。一つひとつの試合を見ていけば納得するところもあるんですけど、本当に優勝という形を手にできたこと、そして妹(美和)と優勝できたことは、信じられない気持ちと、うれしい気持ちがありました。
●―事前にドローを見て、ポイントになる試合もあったと思います。どのあたりを意識していましたか?
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