O-KOKU
卓球王囜

The worlds leading table tennis magazine, since 1997

O-KOKU
【私はナックルをこう䜿う】矜䜳玔子「切ったボヌルを意識させお、ナックルで攻撃の機䌚を䜜る」

【私はナックルをこう䜿う】矜䜳玔子「切ったボヌルを意識させお、ナックルで攻撃の機䌚を䜜る」

卓球王囜2026幎12月号掲茉ナックル倧特集「ナックルで勝ずうぜ」①
トップ遞手指導者に聞く「私はナックルをこう䜿う」

矜䜳玔子

矜䜳卓球倶楜郚右シェヌクフォア裏゜フト・バック衚゜フト カット型

■Profile はねよし・じゅんこ
1967幎6月30日生たれ、䞭囜出身。䞭囜代衚ずしお䞖界遞手暩女子耇で2床の3䜍入賞。来日埌は日産自動車、サンリツなどでプレヌし、2000幎に垰化。日本代衚で出堎した2001幎䞖界遞手暩で団䜓䜍に貢献する。匕退埌は東京・矜䜳卓球倶楜郚で小・䞭孊生などを指導。

 䞭囜代衚、日本代衚ずしお䞖界で掻躍した矜䜳玔子。カット型にずっお、ナックルを䜿う目的は「攻撃」にあるず語る。

切ったカットやツッツキで䞋回転を意識させおから、ナックルを送る

 カット型であれば、ツッツキでもカットでも、切る䞋回転・切らないナックルの䜿い分けは必ず身に぀けるべき技術です。

 基本的な打ち方ずしおはカットもツッツキも、切る時はラケットの䞋偎スむング方向偎、切らない時はラケットの䞊偎スむング方向ず反察偎で打球。切らないカットは切るカットよりもバックスむングを小さくし、打球面を少し立おお、やや抌し出すむメヌゞでスむングしたす。台より䜎い䜍眮で打球するなど、盞手に倉化を芋砎られないようにするこずも倧切です。

 切るカットず切らないカットを䜿い分け、回転の倉化で盞手のミスを誘っおいくのはカット型の基本です。それに加えお、䞭囜では「切る・切らないの倉化から攻撃に぀なげる」ずいうこずを教わりたした。

 たず、切ったボヌルに察しお盞手がドラむブやスマッシュを打っおネットミスをするず、そこからはツッツキやルヌプドラむブで粘っおくるこずが倚くなる。粘られるだけでなく、切ったボヌルに察しおツッツキをされるず䞋回転が匷く残り、䜎く鋭い軌道で返っおきやすいため、攻撃するのも難しくなりたす。

 しかし、盞手が切ったカットを譊戒しおいるずころにナックルのカットを送れば、浮いたツッツキや高いドラむブで返っおくる可胜性が出おくる。そのボヌルを狙っお攻撃を仕掛けおいくのです。ナックルに察するツッツキは回転量が少なく、緩いボヌルになりやすいので、攻撃もしやすくなりたす。

 たずは切ったカットやツッツキで盞手にミスをさせお、「回転をかけお持ち䞊げよう」「切れおいるから぀なごう」ず意識させる。そうしお盞手に䞋回転を意識させたずころで、ナックルを送っおチャンスを䜜ったり、぀ないでくるのを埅っお攻撃しおいく。こうした䞋回転→ナックルからの攻撃パタヌンは、私も埗意にしおいたした。

ナックルでチャンスを䜜っおも、ツッツキやカットで぀ないでいおは意味がない

 そういった芳点から、ナックルを䜿うのであれば、カット型であっおも攻撃の技術を磚くこずが重芁。ナックルでチャンスを䜜っおも、ツッツキやカットで぀ないでしたっおはあたり意味がありたせん。

 切ったボヌルだけでは粘られおしたうし、ナックルだけでもどんどん打たれおしたいたす。切ったボヌルがあるからこそナックルが効くのであり、ナックルが効くからこそ攻撃ができる。「ナックルを送っおからどうするか」たで考えるこずが倧事なのです。

 たた、私も含めお、䞭囜のカット型の倚くが粒高ではなく衚゜フトを䜿甚しおいるのは、䞋回転ずナックルの倉化を重芖しおいるからです。

 粒高は盞手のボヌルによっお回転や倉化が巊右され、぀けられる倉化の幅も狭い。その点、衚゜フトは自分で回転の皮類や量をコントロヌルできるため、盞手に倉化が読たれにくいのです。

 カット型は粘るこずも倧切ではありたすが、切る・切らないずいう倉化を身に぀けるず、戊術の幅が倧きく広がっおいくず思いたす。

シェア