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卓球王国

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『誰よりも速く』川上流星 「自分の武器はスピード、そこは誰にも負けたくないですね」

『誰よりも速く』川上流星 「自分の武器はスピード、そこは誰にも負けたくないですね」

2025年から国内外のジュニアのタイトルを独占し、日本で「新たなる怪物」として存在感を放つ川上流星。2025年の世界ユースチャンピオンだ。「速さでは誰にも負けたくない」と語る、世代屈指の俊英は、視線の先に何を見据えているのか?
日本の関係者は「この2、3年のうちに松島輝空と伍して戦うのではないか」と予想する。

写真=中川学 photographs by Manabu Nakagawa

■Profile かわかみ・りゅうせい

2009年10月5日生まれ、新潟県出身。4歳から卓球を始め、2026年全日本選手権ではジュニア(U17)優勝。2025年世界ユース選手権では16歳ながらU19男子団体・シングルスの2冠を制した。世界ランキング140位(2026年7月13日現在)

KAWAKAMI, Ryuusei
World Youth U19 Champion

誰よりも速く

フランチスカ選手にも周啓豪選手にもサービスは効いていたので、めちゃくちゃ自信になりましたね

 川上流星のこの1年の成績は、ジュニアクラスでは「無敵」と言っていいだろう。昨夏のインターハイを高校1年で制し、世界ユースでは16歳ながらU19(19歳以下)で団体・シングルスの2冠を達成。26年1月の全日本選手権ではジュニアを制し、一般シングルスでもベスト8に進出した。

 3月末から4月にかけて行われた男子ワールドカップには世界ユース王者として出場し、ビッグゲームにもデビュー。今まさにジュニアからシニアへ、日本から世界へと羽ばたこうとしている。

●-今回が初の表紙、そしてカバーインタビューです。よろしくお願いします。

川上流星(以下・KR) 卓球王国は小学生の頃から読んでいます。表紙になってめっちゃうれしいです。

●-ありがとうございます(笑)。最近は一般の大会でも活躍が目立ちますが、初のビッグゲームだった3月の男子ワールドカップから振り返ってもらえますか?

KR 予選でフランチスカ選手(ドイツ)、周啓豪選手(中国)と同じグループで、強い選手が集まってしまった感じはあったんですけど、逆に向かっていけたと思います。

 ふたりともプレーを動画でしか見たことがなかったので、どういうボールが来るか全然わからなかった。でもやってみたら、ボールも思ったより速くはなかったし、勝負できるなと思いました。

●-フランチスカ選手の球威は世界でもトップクラスですが、それほど速くは感じなかったと?

KR 一番感じたのは「めちゃくちゃ体がデカいな」ということですね(笑)。どうやったら打ち抜けるか、想像がつかなかったんですけど、打ってくるドライブには普通に対応できました。

 ぼくはサービスとドライブには自信があるんですけど、フランチスカ選手にも周啓豪選手にもサービスは効いていたので、そこはめちゃくちゃ自信になりましたね。

男子ワールドカップでは年上のトップ選手たちに果敢に挑んだ(PHOTO:ITTF)

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